星野リゾート「界　アンジン」に行ってみた。伊東旅行

こんにちは、りんです。
今回は静岡県の伊東市にある星野リゾート「界　アンジン」に行ってきました！

ところで星野リゾートって、その施設には実はいろんな種類があるんですよね。
・星のや・・・高級リゾート
・リゾナーレ・・・アクティビティが充実した、どちらかというと家族向け施設
・OMO・・・都市観光向けホテル
・界・・・隠れ家的小規模温泉旅館（大人向け）
＊あくまでりんの個人的な感想
　 ＊他にも施設はあるようです。

この中で、今回行ったのは「界」シリーズです。
隠れ家的な大人向け施設ということで、入口からして隠れてました笑
それは後ほど。。。

静岡県伊東市まで行こう

特急踊り子号

伊東までは今回、東京駅から踊り子号でいきます。
現在「えきねっと」という切符購入サイトにて切符購入すると、
トクだ値で30％割引で購入できます！
今回、りんもこのトクだ値を利用して、通常片道3,890円するところを
2,710円で行けちゃいました！！
ちなみに東京駅からは110分で伊東駅まで一本です。

東京駅の踊り子乗り場

踊り子に乗車するにあたり、ちょっと戸惑ったことがあったので載せておきます。
踊り子に乗るには「乗車券」と「特急券」が必要ですが、
新幹線と違って踊り子は別に改札口があるわけではなく、在来線と同じ乗り場から発車するため、手持ちの切符では東京駅から乗ったという記録が残らないのです。

東京駅まではSuicaで来て、地元駅から乗った記録はあるが、
手持ちの踊り子号の特急券には「東京駅で改札通ったよ〜」という記録が残らないため、伊東駅でいざ特急券で降りようとすると当然エラーが出てしまって出られない！なんてことが発生するわけです。
新幹線なら一度東京駅から新幹線改札に乗るよ〜と言う改札があるのでそのような心配はないのですが、今回は改札がないので（正しくは東京駅構内にある）、このような問題が発生してしまうわけですね・・・

なので今回は一旦東京駅の改札を出て、えきねっとで購入した乗車券＋特急券を使用して改めて改札に入ることでそのエラーを回避しました。
ちょっと面倒かもしれませんが、伊東駅に着いてワタワタするよりはマシなので
検討してみてくださいね。

乗る場所のおすすめは？

伊東と言えば、やっぱり海ですよね！
海が見たいなら是非とも進行方向に向かって左側（座席番号A・B）をおすすめします。
トンネルが多いのですが、とある場所を抜けると一気に開けて目の前に海が見えますので是非ともこの景色を綺麗に見える場所で取っていただきたいです。

サフィール踊り子

ところで踊り子にはもう一つ、ワンランク上の踊り子「サフィール踊り子」と言うものがあるのをご存知でしょうか。
本当はこのサフィール踊り子で行きたかったのですが、ちょうど良い時間がなかったので断念しました・・・泣
なので次回に備えてちょっと勉強してみました。

・全車両グリーン車
・料金：車両にもよるが東京〜伊東間で8,470円〜41,820円
　＊ただしえきねっとで購入できるのは比較的安いグリーン車のみで、
　　個室は「みどりの窓口」か券売機でしか購入はできない
・4号車にカフェテリアあり！！（個室の人はデリバリーしてくれるらしい）

いやはやさすが高級踊り子！
お値段もさすがですが、車内に食堂車ならぬカフェテリアがあるとは恐れ入ります。。いつか絶対乗ってみたい！！！

界　アンジン

アンジンとは？

ところでこの「アンジン」とはなんぞや？と思った方もいるのではないでしょうか？
りんもほかの界より随分異国風な名前だなあと思っておりました。
調べてみたら、どうやら「かつて伊東の港で活躍した英国人航海士：三浦按針」からとったもののようです。

かつて徳川幕府の時代、イギリスから日本に流れ着いた按針は、徳川家康に気に入られ、通訳や異国文化のアドバイザー的な役割を果たしていました。
そして伊東の地にて造船作業を命じられた按針は見事に大業を成し遂げ、異国の者でありながら領地を与えられ、武士として生きることになったそうです。

この界アンジンは、そんな三浦按針が偉業を成し遂げた造船所のあったその場所に建てられたことを踏まえ、誕生したのだそうですよ。
旅館内やご飯、お土産などあらゆる場所でこのアンジンや異国の雰囲気を感じられますよ😊😊

ちなみにこの三浦按針について、イメージ動画を見ながら勉強できる会が夜19時頃に開催されています（2022年12月時点）。りんはちょっと感動したので、ご興味があれば是非ともご参加してみてください（参加無料）。もしかしたらそれからの界アンジンでの滞在が、ちょっとだけもっと楽しいものになるかもしれませんよ。

ポイント①：お部屋

アンジンと縁のある船をテーマに、家具や飾りが本物の船の木片を利用していたり、廊下が吹き抜けになっていたり（冬はちょっと寒い）、デザイン性のあるお洒落な内装を眺めつつ、いよいよお部屋に行きました。
今回はツインタイプのお部屋を予約しましたが、玄関から入っていきなり柵越しの海！！！！
全室オーシャンビューらしく、目の前に広がる海（太平洋？）に絶句です。
ちなみにりんの部屋は5階でした。

この日は特に天気が良かったので、本当に綺麗な海が広がっていて、りんの写真の腕前がもっとあったら・・・と残念に思わずにはいられませんでした(T . T)

また、お部屋には嬉しいちょっとしたお菓子。
温泉旅館だとお饅頭が茶請けとして置いてあったりするのですが、
ここでは紅茶がメインとしてあるので（イギリスにちなんで）、
とっても美味なショートブレッドが置いてありました。

お部屋チェック

今回泊まったお部屋のポイントをまとめてみたよ！！（りんの個人的に気になる部分だけです笑）
＊あくまで泊まった部屋のみなので、プランによっては異なる可能性があります。

・部屋に湯船はなく、シャワー室のみ
・冷蔵庫のお水は無料、ペットボトルではなくピッチャータイプ
・ヘアドライヤー完備
・大浴場にはタオルがあるため、部屋からは持っていかなくてOK
・ベッドは低め。ただし底上げのための段差があるので躓きやすいかも
・枕元にコンセントはないので、充電器必須
・独立型トイレ
・オートロックではなく鍵タイプ
・インターホンなし
・空調あり、加湿器付き
・海側の窓にはレースカーテンがないため、カーテンを閉めないと丸見え。
　でも海が見たいので、りんは寝る直前までずっと開けっぱなしにしてました。
・部屋着はセパレートタイプ
・防音なのか、とにかく静かでした！

ポイント②：大浴場

さて、お部屋でちょっと一息ついたあとは早速大浴場へ！
さすがにお風呂の中まで写真は撮れなかったので様子だけご紹介します。
アンジンの大浴場はなんと最上階にあります！（7階だったかな、、曖昧）

脱衣所は小さめですが、隠れ家的お宿なのでちょうど良いのだと思います。
内風呂はやっぱり広大な海が見られる大きなガラスに面しており、
熱すぎずぬるすぎない、ちょうど良い温度。
無色透明な湯で、心なしか優しいサラリとした感じ。
保湿効果もありそうです😊😊

そして特におススメなのが、なんと言っても露天風呂！！
ちょうど海と伊東の街中が見渡せる位置に配しており、眺めが最高です。
＊ちゃんと向こう側からは見えないようなマジックミラーになっているので大丈夫ですよ😊

天気が良かったので、とにかく空が高くて
内風呂よりは熱めのお湯でしたが、時期も12月と寒いときだったので、
ちょうど良い温度、、、、いつまでも入っていられます🙄

どの時間帯でも気持ち良いと思いますが、
りんが気に入ったのは夜の露天風呂です。
屋根などの視界を遮るものがないため、空を見上げるとたくさんの星々が見えました✨
夕ご飯を早めに済ませて、ずらして行くと貸切状態のお風呂を楽しめるかもしれません。

お風呂チェック

こちらでもりんの独断と偏見でお風呂についてのチェックポイントをお伝えします！

・館内Wi-Fiを利用すれば大浴場の混雑状況をリアルタイムで確認できる。
　→これは本当に助かります！コロナ禍で混雑には特に敏感ですから、
　　少しでも空いている時間を知りたいので、とても便利です。
・タオルは脱衣所に置いてあるので手ぶらでOK
・脱衣所に貴重品入れあり
・メイク落とし、シャワーキャップあり
・ヘアドライヤーがダイソンのHD08タイプでヘアドライに時間短縮可能！！
　→りんは髪が長いので、いつも髪を乾かすのに時間がかかるのですが、
　　このヘアドライヤーは最高です！絶対自宅用で買おうと思ったくらいです😊

ポイント③：お休み処

りんがこのアンジンに行きたいと思った理由は、実はこのお休み処なんです！
先にご紹介した大浴場の入り口前にあるお休み処では、なんとビールが飲み放題！！
他にも体に良いお酢ドリンクや緑茶系、コーヒーなどもあります。
あとは湯上がりには嬉しいアイスキャンディーも常備。

海の見渡せるウッドデッキに出ることができ（時間帯は決まっています）、
優雅に海を見ながらゆったりとしたソファに座って湯上がりにビールを飲む・・・
なんという贅沢なのでしょう・・・！！
りんは普段はホワイトな顔したグレーな会社でワンオペOL社畜をしているので、
こういう時は全てのストレスを忘れて幸福に満たされました😊😊
（でもちょっと寒かった・・・・）

ロビーにも何種類もの紅茶が置いてあり、好きなようにブレンドしたりして楽しむことができます。
ロビーではかかっていた音楽がレコードで、擦り切れた古い音なんかがなんとも言えず粋で
最高のときを過ごさせていただきました。
部屋に持ち帰れるように蓋つきカップが置いてありました。
本もいろいろ置いてあるので、そこで読書して過ごすのも良いです(^ ^)

ポイント④：食事

もう一つ、お楽しみといえば食事ですよね。
界アンジンでは食事の時間は2部制になっており（17：30か19：30）、
事前に予約しておかないと希望の時間に食事できない可能性がありますので要注意です。

夜ご飯

界別府でもそうだったのですが、アンジンのお食事処はまるで迷路のようになっており、
1グループごとに半個室になっていて、他グループが見えないようになっています。
こういうところも隠れ家的で良い感じです！
コンシェルジュのような方が1名付き、絶妙なタイミングで食事を運んでくれたり様子を見に来てくれるので、本当にゆったりと食事ができました。

夕食は肉料理より魚料理が多い感じでした。
（グレードアップで料金を支払うと肉料理が追加できるようですよ）
お刺身はもちろん、焼き魚や天ぷら、煮物などの和会席料理。

りんのおススメはこの土鍋ご飯！

　　　　　　　　　　　　　　
お魚と卵、ちょっとスパイシーな香辛料が効いて、優しい味がしました。
余っても夜食用として小さなお弁当箱に詰めて持ち帰らせてくれるんですよ！
（ちなみにりんは完食です！！）

朝ご飯

朝ご飯は夜と同じ食事処です。

体に良さげな焼き魚といろんな種類のおばんざい。

そして安針の郷里、スコットランドの郷土料理「スコッチブロス」という鍋に入ったスープがとてもおいしかったです！
ブイヤベースのような温まる逸品で、朝に食すのにぴったりなお料理でした。

ポイント⑤：周辺施設

アンジンの中でも十分過ごせるのですが、せっかく伊東に来たので周辺を散策してみました。

なぎさ公園

　　　　　

アンジンの目の前には「なぎさ公園」という、まるで箱根の彫刻の森美術館のような
屋外美術館が広がっています。入場料はかかりません。
地元の彫刻家である重岡建治さんという方の作品で、とても大きいので見栄えがすごいですよ！
結構大きいので、ゆったりお散歩するのにちょうど良い公園です。

海の向こう、初島見えた！！天気が良いな〜😊💕

オレンジビーチ

アンジンの前を熱海方面へ海沿いに歩いて行くと、ビーチが見えてきます。
残念ながら真冬でしたので当然泳いでいる人はいませんでしたが、海岸沿いを散歩している人がたくさんいました。こう天気が良いとずっと歩いていたくなりますよね〜

道の駅　伊東マリンタウン

さらに熱海方面海沿いに歩いて行くと、カラフルな異国情緒あふれる建物群が見えてきます。
ここは伊東のお土産や美味しい海鮮料理が食べられる道の駅です。
結構大きな道の駅なので、トイレはたくさん、ロッカーは一部設置有とりん的に高ポイントです！
他にも足湯・遊覧船乗り場があったりして、観光名所になっているようです。
ここにはお子さん連れのファミリー層が大勢いました！

他にもこのマリンタウンの目の前にははま寿司・メガドンキがあって、
そっちにも人がたくさんいました。

旅の終わり

さて、今回は星野リゾート「界　アンジン」を中心にご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？本当にとってもゆったりできるお宿なので、おススメです😃
伊東駅周りの商店街は以前は結構な賑わいだったのでしょうが、
今はコロナ禍のせいなのかちょっと寂しい感じだったのが残念です。。。
駅ナカには小さいながらもお土産屋さんがありますよ。

さて、次回はどこに行こうかな。
ここまで読んで頂きありがとうございました！りんでした（＿）